1ヶ月でFP2級が受かるとは思えない

FP2級の試験が終わりました。
試験会場はミラーボールが吊るされ、時計はなく、隣の席は鼻をすすり続ける(鼻かんで!)やばそうな女性でしたけど。
欠席者多かったです。わたしも長机の隣がいない席がよかった・・・。
ようやくテキストを片付けました。もちろん、自己採点も完了。

きんざいではなく、協会で受けました。
相続分野の最後の設問にドン引き。問60の正答率はどれくらいなんでしょう。
金融でジュニアNISAが出たのにもびっくり。J-REITではなく、ETFを突っ込んで来るのも予想外でした。
とはいえ、自己採点したところ、おそらく完全合格です。

学科は55/60です、マークミスがなければ。内訳は以下の通り。
 ライフプランニング 10
 リスク管理 10
 金融資産 9
 タックスプランニング 9
 不動産 10
 相続事業承継 7
実技は◯×問題を1点、他の設問を2点と仮定してスコアを出すと、93/99のはず。

どちらも9割超の正答率でした。
あれだけ時間を割いたんだから当たり前だろうし、6割が合格ラインなんだから、根を詰めすぎなくても良かったんでしょうけど、満足してます。

わたしはFP3級を持っていない初学者です。2級を受けるのは(3級を飛ばして)AFPの課題提出にパスしなくてはいけません。
課題提出だけでも、25時間くらいかかりました。他の資格試験と並行させてなので、時間の工面に工夫が必要でした。

1月から勉強し始めて、5月末の試験前日まで、370時間強(AFPの課題作成時間含まず)の学習時間で合格(未確定)でした。
テキストの読み込みが1ヶ月弱、その後は延々と過去問です。

使った教材はフォーサイトです。

www.foresight.jp

過去問はざっくり8巡しました。試験当日までに解けない問題がなくなる状態まで解き続けました。教材の中に入っているノートだけだと回答の書き込みが全然足りません。
正直、4月中旬あたりから、勉強に飽き始めました。みんなモチベーションを保つのにどうしてるか知りたい。

もしFPを受けようと考えている転勤族の妻のみなさん、勉強に取り掛かるのは転勤してすぐの方がいいです。
落ち着いてから勉強しようと考えたら、もう次の転勤の心配をする時期になってしまったり、新しくできた人間関係の中での誘いに流されてしまったり、なかなか思うように進まないと思います。黙々と問題を解いているうちに寂しさも紛れ、赴任地独特の不条理も水に流せるようになります。

働かなくても(経済的にも精神的にも)平気ならいいかもしれませんが、長期の勤務が見込めない転勤族の妻は、もし働くとしたら、非正規雇用での不利な条件かつ地元の人たちが望まないような職場に甘んじることが、年を追うごとに増えてゆきます。
年齢制限の壁と長期雇用NGという不利な条件を緩和するためには、いま持っているスペック(経験)を後押しするような資格は、ほんの少しだけかも、でも味方にはなってくれるはず・・・!少なくとも丸腰よりはいいです。

面接にこぎつけるためには「会ってみたいと思わせる履歴書」しかないんですよね。
老けてるけど、使えそう!と思ってもらえれば、御の字です。職種に沿った資格の欄を埋めてゆくイメージです。
経理や金融関係の仕事が多かったので、それに即した資格を書く・・・。資格がなくても仕事はできますが、雇われる入り口に立てないのも事実です。
とはいえ、もうそろそろ年齢的に社会的な定年かな、なんて思ったりもして。地方都市ではフルタイムの仕事はもう厳しいかもと弱気なのも確かです。

FP2級は初学者でも合格できます。
他の資格との相乗効果は期待できるけど、単体で持っていても「意識高い系の奥様」で終わってしまいます。
勉強が不得意だと自覚があれば、お金をかけて環境を作り(完全な独学だと挫折しかねない)、毎日コツコツ勉強し続けることです。受かります。事故に巻き込まれたり、ケアレスミスがなければ大丈夫。

この勉強時間とお金を取り戻すために、次の転勤先は働きがいのある場所で頑張ろう、と決意。マイルドヤンキーの楽園から早く解放されたいです。


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