特定理由という救済処置
退職して、引越して、新しい仕事が決まって……の流れで2ヶ月経過。いまの仕事はミッションが多過ぎてクタクタだけど、福利厚生面では地域ではかなり優遇されてます。ありがたや。職場から1km超で通勤手当が満額出るのは初めてかも(ブラック企業に慣れ過ぎ)。自家用車持込でも公共交通機関と同額の通勤手当が支給される喜び。
3月下旬の退職から雇用保険の離職票を人事部が郵送して来ず、4月にブチキレました。企業は従業員が退職後、10日以内にハローワークに喪失届を出さなければならないのに、ハローワークの窓口で会社が何もアクションを起こしていないことにびっくり。給与の締めが経過してなくても、最終月は「計算中」とか空欄で出しても受理されるのに何をしてるのやら……
離職票がなくても、退職後土日祝日を含めない10営業日後に失業手当受給の仮手続きができます。手ぶらでokです(身分証明書くらいはいるかな?)。だらしない企業のだらしない人事部に振り回されて、経済的に困窮するのはゴメンだもんね。
失業手当給付の説明会の日にも離職票が届かず、受付をしていた所轄のハローワークの課長に事の次第を訴えました。帰宅後、入れ違いで届いていたけど、遅過ぎ(18時過ぎに電話連絡をしてくださってありがとう！課長！)。数日前に人事部に連絡すると3人にたらい回しにされ、その3人とも名乗らず、挙げ句の果てに、雇用保険法施行規則第7条を守らなくても罰則はないと、誰も謝罪をしないという激塩対応の果て……
再就職手当は過去3年間に支給されていたので権利はなかったけど、失業保険も1ヶ月弱分受給できました。ハローワークは本気で仕事を探そうという利用者には優しい。どの窓口も神対応で、地元の民間企業より愛想も良かったです。
入社後1年未満でも、雇用保険に加入してから6ヶ月経過している場合は、特定理由辞職者として、失業手当がもらえる場合があります。正当な理由のある自己都合の退職。そのひとつが、配偶者の辞令に伴い転居するため仕事を辞めざるをえなくなったこと、です。
わたしはすぐ仕事が決まらないだろうと思い、職業訓練の願書を出してました。職業訓練を受けている間は失業手当が支給されるから。その間に転職活動をすればいいと自分に言い聞かせて。
実際は離職票は督促をかけなければ届かなかったし、離職票が届くまで待っていたら、職業訓練が始まるまで失業手当の手続きすらできなかったと思ってます。結果的に仕事が決まり、60日以上受給期間を無駄にしてしまったけど、運が良かった。最初の認定日の翌々日の採用でした(内定をもらったのは10日くらい前)。特定理由の場合は待機期間が3ヶ月ではなく7日間というのも嬉しいところ。辞めようと思って準備をしているのとは違うから助かりました。
闇雲に仕事が決まればいい、ではなく、職務内容ではなく会社を選ばないと、離職後大変な目に遭うので、転職先を選ぶのは慎重に。でも決まらないのは辛い。離婚しない限り、辞令に振り回されて、無職にさせられてしまうから、ある程度のことは割り切らないと。
